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- Q 黒田武士の人形の顔が、粉々に割れてしまいました
- 博多で父が買い付けた黒田武士の人形の顔が、粉々に割れてしまいました。破片は残っています。元の形に直す事はできますか?
- 【ご質問に対する回答】
破片を残しておいて良かったと思います。その破片を繋ぎ合わせていきます。破片が無い部分は桐塑で作り、お顔の原型を作ります。その上から胡粉を10~12回程度塗り仕上げます。次に黒田武士の独特のお顔を書きます。出来たお顔を胴体に取り付けて完成です。
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- Q 着物の部分や角々に塗料が剥げてしまっています
- 菅原道真公の博多人形があります。着物の部分や角々に塗料が剥げてしまっています。目立たないように塗り直しはできるのでしょうか?
- 【ご質問に対する回答】
剥げた状態がひどい時は桐塑で盛り上げをして塗料を塗って直します。色合わせが大事になります。
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- Q 首軸と両足が壊れてしまい、足は粉々です
- ある無形文化財保持者の翁人形を買いました。台との取り付けが悪く、倒れた折に首軸と両足が壊れてしまいました。特にひどいのは足が粉々になってしまい、立つような状態ではありません。有名な人の人形ですから是非とも直したいです。ご返事お待ちしております。
- 【ご質問に対する回答】
現物を見せてもらいますと、足と台との取り付け軸が短すぎます。倒れてしまっても不思議では無いです。修復は可能です。首軸は一旦、胴体に首を接着します。割れ目の部分に石膏を流し込み平らにします。その上から塗料を塗り重ねていき直します。足は原形の足に似た足を作ります。取り付けに関しては軸を長くし、台の裏を補強して取り付けます。
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- Q 高砂の人形の手が欠けてしまいました
- お祝いの引き出物に頂いた高砂の人形があります。落としてしまい手が欠けてしまいました。直りますか?又、費用は幾ら位かかりますか?
- 【ご質問に対する回答】
破片が残っていますので、比較的簡単に直ります。接着をし同色の胡粉を塗って直します。費用は、¥3,000程度です。